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チョルドン・ピークの朝
三日目にピーク下のカルカに到着、午後チョルドン・ピークへ登ってみましたがガウリサンカルは雲の中で全く見えませんでした。
翌5時に再度、朝焼けを期待してヘッドランプを着け登りました。 風が強く寒い頂上でしたが素晴らしい瞬間に恵まれました。 日の出前のガウリサンカル(7134m)と右にメルンツェ(7175m)です。 日の出するとまずまっ先に赤く染まるのがガウリサンカルの左でチベットにあるシシャパンマ(8027m)=インド測量局名ゴサインタンです。 そしたガウリサンカルにやっと朝日が。 ガウリサンカルはロールワリン山群の盟主です。 鷲がするどい口を開いたような形の左が主峰で7134m、右は南峰7010mです。主峰はチベット自治区内にあります。 ヒマラヤ名峰辞典によると、「ガウリ」はヒンドゥー教のデヴィ女神の別名で「光り輝く」という意味で、「サンカル」はデヴィ女神の夫・シヴァ神を指し「吉兆」を意味するそうです。 初登頂は1979年春アメリカ・ネパール合同隊であったそうです。 シシャパンマから左へはランタン・リルンそしてマナスルと朝日が当たり、この素晴らしい景観は寒さも忘れてしまうほどの幸せの時間でした。
by gallery_kamal
| 2010-04-11 21:40
| ネパールの旅・トレッキング
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