東京都町田市にある、大石一馬フォトギャラリー・カマルのご案内です
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カンボジアの旅③・・・アンコール・トムその2

東西南北に配置されたトムの外壁の周りには幅130mもの濠がめぐらされています。
その南大門へ至る橋の両側には、蛇神ナーガを抱える像の列があります。
左に 宝冠をかぶった神々、右に恐ろしい顔の阿修羅の列が。
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この王城・トムは外敵からの守りとともに、神の世界を象徴するクメールの宇宙観を表しているといいます。王城を囲む城壁は「宇宙を取り囲む霊峰」を、大きな濠はナーガの支配する「霊峰を囲む大海原」を意味し、ナーガは七つの鎌首を持ち上げ城門に近づく者を威圧しています。
奥の城門の中央の塔には観世音菩薩の四面仏が聳えています。
まさに恐れ多くも神の世界へ入るんだぞと思わせる雰囲気があります。

神様たちは頭に竹の子のような宝冠を乗せており、阿修羅たちは髪を3つにぶっつり切られた感じ、それぞれ一目瞭然で、綱引きをしているような光景はじつに面白かった。
by gallery_kamal | 2008-04-18 21:40 | 旅 あれこれ
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