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ネパールヒマラヤ・トレッキング・・・13
雪も早くに止んでロングトレッキングへ出発の朝だ。
ゾッキョは寒さ対策で毛布を掛けられて夜を越した。 朝6時のチョーオユーには朝日が当たり、とても綺麗であった。 慌しい朝にハプニング第三弾。 ゴーキョは雪が少ないものの、レンジョ・パス方面は雪が深いし誰も歩いていない! その為ゾッキョが越えるのは無理とゾッキョ・ドライバー(ゾッキョの飼い主)が尻込みした。 サーダーが説得したが聞き入れず、感情的にこじれた様だ。 あげくに自分の荷物をゾッキョに括り付けて引き返してしまった。 ゾッキョがいなければ荷物・食料は運べない! 出発時間も7時半の予定が遅れ、8時に延ばされた。 サーダーあわてて追っていったが納得しない。 最後はチーフコックの説得が功を奏し,雪のレンジョ・パス越えに挑戦することになった。 ここはヤックの働き場所、ゾッキョには大変な環境なのであろうと思った。 このチーフコックの若者は歩くときも歩調は大丈夫かととても気配りがあり、コックとしても日本食に近い物をずっと作ってくれ、体調も崩さずに山を下りられとても助かった。 結局出発は10分遅れですんだ。 登るゾッキョ、後ろにゾッキョ・ドライバー。 雪の下に隠れている氷で躊躇、立ち往生するゾッキョ、時は午前11時10分。 もう3時間半も登り続けていている。高度は5000m付近。 下から見るとt切り立った岩ばかりで、どこにパスがあるのか全く判らなかったが突然到着、5340mの狭い鞍部であった。ゾッキョはよく頑張った。時刻は11時40分。 太陽は昇り、雪は溶け、雲も多く、期待していたロールワリンの山々の展望も利かず残念であった。 また、東のエベレスト方面もガスの中であった。 早々に下りへ。 今日泊まるルンデンのロッジまでひたすら歩くのみ、途中ロッジ等は無い。 誰も歩いていない道を探しつつ先頭切ったのがチーフコック君、下りも同様に先導していった。 急な下りで、滑って転げては命が無い。慎重に慎重にであった。 途中振り返ると、レンジョ・パスは切り立った岩の間にポッカリと開く地獄門といった雰囲気があった。 続きは次回に。
by gallery_kamal
| 2009-05-21 14:09
| ネパールの旅・トレッキング
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