東京都町田市にある、大石一馬フォトギャラリー・カマルのご案内です
by gallery_kamal
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ローツェ・シャール(8400m)・・・クーンブ山群

山名はチベット語で「ローツェ」は「南峰」、そして「シャール」は「東」を意味しています。
何の事かといいますと、エベレストから南にのびる稜線約3.7kmに「ローツェ(8516m)」と言う山があり、そのローツェから東へ1kmの位置にローツェ・シャールがあります。つまり「南峰」の「東峰」と言うわけです。
ローツェの衛星峰といった感じですね。
しかし非常に高く8400mもあるため、南東から撮影したローツェ・シャール、エベレスト(8848m)、シャール・ツェ(7591m)ではエベレストより手前の為大きく・高く見えていました。このポジの右側にエベレストが位置しています。
ローツェ・シャール(8400m)・・・クーンブ山群_a0075589_11264345.jpg

登山史は1960年ニュージーランド隊が試登、1965年には早稲田大学隊が8150mで断念したそうです。
初登頂は1970年春のオーストラリア隊でした。
このシャール・ツェからローツェ主峰への縦走に成功した隊は手持ちの名峰辞典(1996年版)には「無い」と記されています。その後どうでしょうか。
by gallery_kamal | 2009-08-06 12:00 | 一馬のフォト
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